夜道に現れ、旅人などをこっぴどく驚かせる変身妖精プーカですが、古城跡や遺跡、中でも財宝が埋蔵されている場所に現れる事があります。
彼らは、財宝を掘り出そうとする不届き者の前に現れます。
その姿は黒くて大きな妖犬であったり、巨大な雄牛であったりと、かなり恐ろしく、雄叫びを上げたり炎の息を吐くそう。一種の財宝の守り手の様な役割があるのかもしれません。

Tony DiTerlizzi
夜道に現れ、旅人などをこっぴどく驚かせる変身妖精プーカですが、古城跡や遺跡、中でも財宝が埋蔵されている場所に現れる事があります。
彼らは、財宝を掘り出そうとする不届き者の前に現れます。
その姿は黒くて大きな妖犬であったり、巨大な雄牛であったりと、かなり恐ろしく、雄叫びを上げたり炎の息を吐くそう。一種の財宝の守り手の様な役割があるのかもしれません。
Tony DiTerlizzi
昨日に引き続き変身妖精プーカについてです。
彼らはその変身の魔法?で、様々なものに化けます。
一番多いのは、馬でしょうか。
夜道に、人懐っこい馬が近寄ってきて、しきりに乗れとせがむのです。
もしそれに気を許し乗ろうものなら大変!
彼らは尋常ではない速力と跳躍で、とんでもない遠いところや、断崖を越えて、犠牲者を連れ回すのです。一度乗ってしまうとお尻が離れないのはもちろん、どんなに助けを求めてもダメなのです。そうして、もう気を失うかと思った時には、元いた場所に戻されてしまうというのが、お話のお約束です。
Brian Froud and Alan Lee
徐々に秋めき、暗い季節の足音がしてきます。
そうなってくるとプーカの季節。変身妖精とも言われる彼は、その真の姿を誰にも見せません。一説には黒い小馬の様だとも言いますが、別の民話ではまるでスライムのような姿をしているとか。どちらにしろ、彼らは夕暮れ時から深夜に現れて、夜歩きする人をこっぴどく驚かせるのです。
Tony DiTerlizzi
妖精の中には、人には伝わらないけれど、言葉を話す者がいます。
例えばイギリス中部に伝わる妖精譚ですが、水に住む妖精を漁師が釣り上げることがあったそう。その手に触れると凍傷になり、痕は一生消えないとか。船底に入れておいたり、い草をかけておくと溶けて無くなってしまうそう。一見クラゲかと思われますが、彼らは言葉を話したそうです。しかし、それは全く通じなかったとか。
Edmund Dulac
9月29日はミカエル祭として、イギリスなどではお祝いが行われます。
調べてみると、この日は大天使ミカエルだではなく、すべての天使に捧げられた日だとか。
このようなキリスト教の祝祭日は元々はその土地の節季であったりすることが多いようで、イギリスの四大節季だったとも伝えられているようです。
この日を境にいよいよ太陽の力は弱まり、妖精たち、とりわけアンシーリーコートや邪妖精の力が強くなってゆきます。それはハロウィンにまで連なる季節の移り変わり。
有名な所では、変身妖精プーカが、この日を境に、黒苺は自分の物だと踏みつぶしたり、オシッコをかけたりして食べられなくしてしまうとか。
Cicely Mary Barker
取り替え子は妖精たちのしでかす悪戯で最も酷いものの一つです。
その対抗策はたくさん伝わっています。
蹄鉄を揺り籠に入れる等ありますが、最も簡単で良く行われていたのが、赤ん坊を見たとき、褒めたとき、必ず「Bless you!」と祝福を送り十字を切ることだそう。
祝福され十字を切られたものに対しては、妖精は手出しできないそうです。
Warwick Goble
アザラシ妖精についてのお話は、オークニー諸島やシェトランド諸島に多く伝わっています。いくらかの違いはありますが、多くの筋は同じでアザラシの毛皮を脱いだ乙女を男が嫁にして……という天人(人魚)女房と同じです。
こうした説話は、新しい部類に入るようで、どうやら指の間に水掻きがある、何故か豊漁に恵まれる漁師、そして不世出の英傑の出自の理由とされたようです。
“Kópakonan”, in Mikladalur.
本に纏められている有名な妖精譚ではなく、土地にひっそり伝わっているものを翻訳していると、時々「お小さい人」が登場します。
彼らは前ぶれなくやって来て、お茶などをしていきます。
当時のアイルランドでは、そんな風にお客さん(もちろん人の)がやって来るのは普通のことでした。そういう人たちをトラベラーとか言ったりするのですが。
そんな時、彼らは某か忠告していったり、その家が長年悩まされている事についての解決法を教えてくれたりするのです。
Stephen Reid
フェアリーピンチングという彼らの仕業があります。
直訳すると「妖精つねり」。つまり彼らが抓った跡ということ。
自分でも覚えのない青あざは、彼らが抓ったというのです。
もちろん、これにはそれ相応の理由があるとされ、一番には彼らの私生活を覗き見したとか、不用意に彼らの秘密をバラしたなどが挙げられます。
もちろんその程度で済んだとしたら、それはそれで僥倖なのですが。
また部屋が汚いなどでもつねられることがあったそうです。
他にも口唇ヘルペスは菓子食べすぎを咎められたとか、生活の乱れなどを戒める際に彼らが使われたことが多かったようです。
Hester Margetson
琵琶語りのコタロウさんとの2人会『語り手』。
盛況の内に終了しました!
サンソンライアーと琵琶。
なかなかの取り合わせですよね。
今回は異類婚姻譚がテーマと言うことで
コタロウさんは安倍晴明生誕伝説『葛の葉』『鯛の婿入り』『膝枕』
僕は『ゴルラスの夫人』『攫われたお姫様』『フィンヴァラ王』を。
コタロウさんの琵琶語りは、本当に凄かったんですよ。
ああ、弾き語りってこういうことなんだなぁって感心しきり。
とっても勉強になりました。
コタロウさん、またぜひ! 今度は僕が九州に行きますね〜♪