ランブリングハウスで会いましょう、無事終了しました!

10月6日。大阪は天神橋筋六丁目のTime blueにて
「お話の小屋で〜妖精物語集〜」発売記念・ランブリングハウスで会いましょうが開催されました。

大阪と言うことで、今回も高野陽子さんとのタッグです。

今回の会は、初心に戻ろうということで、アイルランドのお話を中心に、
陽子ちゃんの歌もDown By The Salley Gardensにはじまり、アイルランドやケルト文化圏の歌でという構成でした。

そもそも陽子ちゃんとは、アイルランドのアラン諸島へ向かうフェリーの中で出会ったという、そもそもがアイルランド出発のご縁です。
あれから10年以上経ちますが、お互いに会う度に思いも掛けなかった出会いや経験をしてきていて、素敵な驚きが絶えません。

バウロンの伴奏によるジョニーの歌。
アイルランド語の歌唱も堂に入ってます。

来年2月にオープンの狐弾亭に併せて霊狐譚も披露させて頂きました。

来年以降、色々とスタイルが変わるかなぁと思いつつ、変えずにいこうと思うところもたくさん発見する会となりました。

ぜひこれからも、妖精譚の語り部、高畑吉男をよろしくお願いしますね。

語りました演目は……
レプラコーンと少年
妖精女王の怒りを買った老人
榎稲荷の霊狐 などなどでした。

⭐️素敵な写真を撮ってくれたのはギリヲさんでした。ギリヲさん、ありがとうございます!

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妖精たちの囁き茶話9月会、盛況でした

2ヶ月近くの夏休みを挟んで、再開となりましたお話会。
その1回目は船橋のOnce upon a timeさんでの妖精たちの囁き茶話でした。

前回が5月だったかな? なので4ヶ月ぶりです。
(その間に愛知公演があったので、主催のコストマリー事務局さんとの会は2ヶ月ぶりかな)

こちらの会は、いつも昼(マチネ)夜(ソワレ)の2回公演なのですが、今年から昼はランチではなくフィーカの会となりました。
フィーカとは、北欧の習慣でお菓子やコーヒーを頂きながらお喋りを楽しむというものだそうで、会ではお話を楽しんで貰おうという趣向です。

こんな感じのOnceさんオリジナルのフィーカタワーで提供されます。
ちなみに写真はフィーカ会の後に出していただいている賄いなので、ちょっとメニューが違います、もちろんお酒も😋

今回は、船橋市がデンマークはオーデンセ市と姉妹都市であること、なによりOnceさんが北欧創作料理に特化したお店であると言うことも踏まえて、北欧の妖精譚をメインにお届けしました。

期せずして、フィーカ会はハッピーエンド多め。夜の会はいつもながらちょっと不幸な結末のお話多めとなりました。
(妖精譚、民話のやるせなさ、突如として話が転がり、どうしてそうなったの? と思わず国治してしまいそうなるところは醍醐味ではありますが、人を選ぶのかなーと思ったり)

次回は11月を予定しています。
詳細、予約等はコストマリー事務局さんのSNSで告知されますので、よろしくお願いします。(有り難いことに即日完売だそうです)

当日、語りましたのは……
夏の庭と冬の庭(グリム童話)
歌う骨    (グリム童話)
ブレアゴの庭 (アイルランド民話)
ビールを盗む小人
水車場の地の精
牧童と丘の妖精
妖精に取り憑かれた少女(すべてデンマーク民話)……etc


フィーカ会に参加して下さったゲストさんがnoteにてレポートしてくださっています。
併せてご覧頂ければ当日の雰囲気が分かるかな? と。

最後に、お話の燈をセットしている僕が激写されていました😆

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近頃の由無し事

9月に入ったのに、まーだ30度を超える日々が続いていて、なんだかなぁって感じですが、みなさんいかがお過ごしですか?

僕はと言えば、溶けることはなくなりましたが、それでも出来れば夕方からしか出かけたくないなぁと思う毎日です。

さて、9月始動、そして来年からの狐弾亭運営ということもあり、細々としながらパタパタしています。

そんな中で、今までのんびりと集めてきた蔵書を整理してたんですが、まー、凄まじいことになってまして😆

妖精譚の本、アイルランドの本、そして絵本などなど。
軽く1,000冊は越えていました。

もちろん、もっとお持ちの人はたくさんいるでしょうし、専門職の方から見れば……ですが、ごくごく一般的な家庭からすれば多い訳でして。
→この他にもプライベートの漫画や雑誌などをいれると、ひぃぃぃ。

この中から狐弾亭に出す本をより分けて、蔵書印を押してと考えると、けっこうな仕事量になるなーと今からちょっとヒヤヒヤしています。

まずはお店に、閲覧用として1,000冊を展示するのが目標です。
その際はぜひ!

⭐️狐弾亭は新刊、古書の販売コーナーと、亭主蔵書の閲覧コーナーの二つに分ける予定です。

ちょっと斜めになっていますが、そこはご愛敬💦

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9月から活動再開!

前回の投稿からまたまた日があいてしまいました。すみません。
いや、溶けてました。はい、ドロッドロに。

暑すぎるというか、体温以上というか、常軌を逸した暑さでしたね。
猛暑より暑い日はなんて言うのかなーと思っていたら酷暑だとか。
残酷な暑さって事でしょうか。まさしくそんな日々に負けて、活動はほぼ日が陰ってから。
それでもどうしても出かけなければならないときは日傘を差して、お水を完備して、日陰から日陰を飛び石遊びのように移動していました。まさに吸血鬼。
皆さんは熱中症とか、大丈夫でしたか?

とはいえ、お盆を過ぎ、9月を来週に控えて、いくらか朝夕が過ごしやすくなりました。
出来ればこのまま一気に秋めいて欲しいですね。

さて、いよいよ9月から活動再開です。
まずは、恒例となりました船橋のOnce upon a time cafeでの妖精譚ライブです。

コストマリー事務局主催で、毎回満員御礼のイベント。
今回もマチネ、ソワレ、どちらも満席のキャンセル待ちだとか。
本当に皆さん、ありがとうございます。

お店の設えもそうですが、毎回趣向を凝らしたお料理も美味しく、オーナーをはじめとするスタッフの方たちのホスピタリティが素晴らしく、人気店なのも頷けます。

僕も毎回どんなお料理が出るか楽しみなのです。

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コマラジ、Afternoon Naviに出演してきました

コマラジ(FM狛江)に出演してきました!

前回の出演が2019年頃だったと思うので3年ぶり?になりますか。
確かアイルランドに2回目の留学する前だったかな。
何はともあれ、それくらいぶりの出演でした。

人魚の話を2つほど、そして来年2月にオープンする狐弾亭のことなどを話させて頂きました。

ナビゲーターの咲田さんやプロデューサーの名古屋さん、ありがとうございます!

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AGATAさんとの共演でした!

愛知での楽しさがたなびいたまま、今度は中野にある青色喫茶OzさんにてAGATAさんとの音楽の日プレミアムでした。

AGATAさんとは知り合ってかれこれ5〜6年は経つでしょうか。
彼女がまだ大阪にいた頃、一度東京で共演させて貰ったことがあり、そのあとも何度か同じ舞台に立ちました。

そしてAGATAさんが上京されて、今度も何かやりましょうね、と楽しい悪巧みをしていたのですが、コロナで一時中止となり……そしてやっと実現しました!

今回の会場である青色喫茶Ozさんは初めましてだったのですが、コンセプトが凄い。
インテリアがキラキラでファンタジーで、すべて青!
驚いたのがトイレの紙まで青いんですよ。拘りが凄いなぁ。
それもそのはず、こちらのビル「エンタメビル」と言うそうで、1階は青色喫茶さん、2階はマーダーミステリーやTRPGなどを開催できるスペース、3階は多目的レンタルスペースというとっても楽しい場所なのです。

いやぁ、古参といわれるくらい古くからテーブルトークRPGを嗜んできましたが、今はこんな所があるんですね。公民館の会議室でやっていた頃が懐かしい。
(赤箱と呼ばれたD&Dの初期ルールを遊び倒していた)

そして始まった音楽の日プレミアムですが、久しぶりのAGATAさんの歌声が素晴らしかった!
やっぱり歌って、こうやって間近で聞くものなんだなーと改めて思いましたね。

僕はといえば、青色をテーマにした場所である事や、AGATAさんとも水に関するお話が良いかもと打ち合わせていたこともあり、アイルランドの人魚譚とチェコの水霊譚をふたつ(あと与太話を一杯)。

そして終演後にはOzさんから、動画撮影を依頼されて……まるで芸能人じゃ〜!

一人ですべてを作り上げるお話会も良いけれど、こうやって誰かと共演するのは、本当に刺激があって、化学変化もあって良いものですね。

AGATAさん、またご一緒しましょー!!!

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中世ルネサンス ブックカフェ Türさんでのお話会つつがなく終了しました

場所の力って大事なんです。
特にお話は語り手、聞き手、そして場所の三要素が絡み合って作り上げる瞬間芸術。
振り返ると、僕のお話会は、場所にとても恵まれていると言って良いでしょう。

そんな素敵な会場の一つが、愛知県高浜市にある中世ルネサンス ブックカフェ Türさん!
Webページを見て貰えればお分かりの通り、とっても雰囲気の良い素敵なブックカフェ。
ファンタージーや神話、中世ヨーロッパなど、オーナーさんのセンスで選ばれた本の数々はなんと1,000冊を越えているそう。凄いなぁ。

思わず楽器と一緒に撮っちゃいますよね😆

さて今回は、立夏を過ぎ、夏至直前と言うこともあり、ロビンフッドなどでも語ろうか……と思っていたのですが、なぜか人魚のお話や、猫の王さまのお話、そして一時間を越えるお話という流れになりました。やはりお話は生き物ですが、その場にいらっしゃる人や場所によって変わってきますねぇ。

詳しくはTürさんのサイトに詳細なレポートがありますので、ぜひご覧下さいね。

またまた嬉しいことに、参加者さんの中には、カメラやイラストの得意な方がいらっしゃって、まー素敵に激写したりしてくれて、嬉しいやらニマニマしちゃうやら。

それに、猫王さまのお話から想起してくださったイラストを上げてくださる方もいて。

本当に語り部としての幸せを噛みしめる一時となりました。

そうそう、Türさんといえばヒストリカルスイーツと言うのでしょうか、よそではなかなかお目にかかれないお菓子を提供してくださるのですが、今回はこちら〜

僕の画像がないのはどうしてでしょう。
それは提供された時に、あっちゅー間に頂いてしまったから撮ってないんですよー。
本当に美味しかったですよ。
詳しい食レポは主催してくださったコストマリーさんのツイートから

前回に引き続き、素敵な会となりました。
みなさん、ありがとうございます! 来年もまた伺いたいなー(切望)。

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花が好きということ。

花が好きです。
というと、ああお花が好きなんんだねと漠然と思う。

けれど、実際『花が好き』には色んな意味がある。

例えば毎週1回は花屋さんに行って自分の為に花を飾る人。
例えば某かの鉢植えやお庭を丹精されてる人。
例えば花をアレンジしたり、活けたりするのが好きな人。

もっと言えば、花を見るのが好きだけど、家に持ち込みたくないという人もいるだろうし、ただ何となく好き、それこそ花が好きな自分が好きって人もいると思う。

でも全部引っくるめて『花が好き』なんだろうし、花が共通点になっている。

僕が昔Twitter(現X)で呟いたこんなツイートがある。

この意見は昔も今も変わらない。
自分で花を育ててない人は花好きとは言えないって言う人もたまにいるが、その気持ちは分かるが乱暴だよと思う。
愛でる訳でも無く遊び半分で摘んで、打ち捨てるって訳じゃ無いんだしって。

翻って僕のお仕事である『妖精』について考えてみる。

妖精が好き。興味がある。

例えば自分の創作や知識欲の為に、包括的に知りたい人。
例えば民俗学的、比較人類学、神話学など学問的に知りたい人。
例えば神秘世界、いわゆるスピリチュアル的に知りたい人。

いろいろあると思う。

僕はその土地に根ざした物語。その土地に住んでいる人たちも含めての生活の一部としてのお話が大好きで、そこに登場する妖精たちを愛している。
妖精譚はその土地が見ている夢で、妖精はその登場人物という訳だ。

そういうスタンスで執筆する本は、自ずと形が決まってくる。
恐らくは創作の手引きとしては長尺で、学問的にはふんわりし過ぎているだろう。

でもこれが僕のスタイルだ。
その土地にゆき、土地の人にお話を聞き、感じた気持ちをこっそり込めて語る。
僕は語り部。お話とお話の語られる場が大好きなんだもの。

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狐弾亭、はじまります🦊

昔から紅茶が好きでした。
とりわけ、ちょっとした焼き菓子を頂きながら、好きな本を捲る時間が。

そんな思いをどうにか形にすることが出来そうです。

妖精譚にまつわる古書、新書。そして絵本。
そして日常使い出来る古道具などを揃えたお店です。
僅かですが席があり、紅茶を楽しんで頂けるスペースを用意します。
もちろん、そこでお話会や演奏会、個展も開く予定です。

狐弾亭・Fox’s bower 〜Fairy tales & Antique
立川市に2025年2月初旬にオープン予定です。

亭主である僕が一人でお茶を淹れる予定で、大したおもてなしは出来ないかも知れませんが、ちょっと良い茶器、ちょっと良い茶葉、そして美味しい焼き菓子を振る舞えたらと思っています。

目印は↑のマーク。
狐弾亭の名前は、亭主が琴を弾いているキツネの夢を見たことから。

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聖徳大学公開講座SOAでした

松戸にある聖徳大学での公開講座SOA
こちらで講師を務めさせて頂き何年になるんでしょう。
最初の頃は、確かまだ楽器はアイリッシュハープだった気がします。
思えば遠くに来たもんだ?

そんなSOAでの講座が21日に開催されました。
今回は前回の2月インボルグに合わせて、5月ベルティネのお話。

インボルグ(2月)、ベルティネ(5月)、ルナサ(7月)、サウイン(10月)と4つあるアイルランドのお祭。
とりわけベネティネとサウインは妖精と強く紐付いています。
そんな祭事の背景から、5月に伝わる古い信仰形態や、纏わる妖精譚をお話しさせて頂きました。

いつものお話会と違って解説や、お話の裏側に関するアレコレが多い講座ですが、もし興味のある方はぜひ!
次回は10月辺り、ハロウィンについてお話しする予定です。

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