コマラジ(FM狛江)に出演してきました!
前回の出演が2019年頃だったと思うので3年ぶり?になりますか。
確かアイルランドに2回目の留学する前だったかな。
何はともあれ、それくらいぶりの出演でした。
人魚の話を2つほど、そして来年2月にオープンする狐弾亭のことなどを話させて頂きました。
ナビゲーターの咲田さんやプロデューサーの名古屋さん、ありがとうございます!
コマラジ(FM狛江)に出演してきました!
前回の出演が2019年頃だったと思うので3年ぶり?になりますか。
確かアイルランドに2回目の留学する前だったかな。
何はともあれ、それくらいぶりの出演でした。
人魚の話を2つほど、そして来年2月にオープンする狐弾亭のことなどを話させて頂きました。
ナビゲーターの咲田さんやプロデューサーの名古屋さん、ありがとうございます!
愛知での楽しさがたなびいたまま、今度は中野にある青色喫茶OzさんにてAGATAさんとの音楽の日プレミアムでした。
AGATAさんとは知り合ってかれこれ5〜6年は経つでしょうか。
彼女がまだ大阪にいた頃、一度東京で共演させて貰ったことがあり、そのあとも何度か同じ舞台に立ちました。
そしてAGATAさんが上京されて、今度も何かやりましょうね、と楽しい悪巧みをしていたのですが、コロナで一時中止となり……そしてやっと実現しました!
今回の会場である青色喫茶Ozさんは初めましてだったのですが、コンセプトが凄い。
インテリアがキラキラでファンタジーで、すべて青!
驚いたのがトイレの紙まで青いんですよ。拘りが凄いなぁ。
それもそのはず、こちらのビル「エンタメビル」と言うそうで、1階は青色喫茶さん、2階はマーダーミステリーやTRPGなどを開催できるスペース、3階は多目的レンタルスペースというとっても楽しい場所なのです。
いやぁ、古参といわれるくらい古くからテーブルトークRPGを嗜んできましたが、今はこんな所があるんですね。公民館の会議室でやっていた頃が懐かしい。
(赤箱と呼ばれたD&Dの初期ルールを遊び倒していた)
そして始まった音楽の日プレミアムですが、久しぶりのAGATAさんの歌声が素晴らしかった!
やっぱり歌って、こうやって間近で聞くものなんだなーと改めて思いましたね。
僕はといえば、青色をテーマにした場所である事や、AGATAさんとも水に関するお話が良いかもと打ち合わせていたこともあり、アイルランドの人魚譚とチェコの水霊譚をふたつ(あと与太話を一杯)。
そして終演後にはOzさんから、動画撮影を依頼されて……まるで芸能人じゃ〜!
一人ですべてを作り上げるお話会も良いけれど、こうやって誰かと共演するのは、本当に刺激があって、化学変化もあって良いものですね。
AGATAさん、またご一緒しましょー!!!
場所の力って大事なんです。
特にお話は語り手、聞き手、そして場所の三要素が絡み合って作り上げる瞬間芸術。
振り返ると、僕のお話会は、場所にとても恵まれていると言って良いでしょう。
そんな素敵な会場の一つが、愛知県高浜市にある中世ルネサンス ブックカフェ Türさん!
Webページを見て貰えればお分かりの通り、とっても雰囲気の良い素敵なブックカフェ。
ファンタージーや神話、中世ヨーロッパなど、オーナーさんのセンスで選ばれた本の数々はなんと1,000冊を越えているそう。凄いなぁ。
思わず楽器と一緒に撮っちゃいますよね😆
さて今回は、立夏を過ぎ、夏至直前と言うこともあり、ロビンフッドなどでも語ろうか……と思っていたのですが、なぜか人魚のお話や、猫の王さまのお話、そして一時間を越えるお話という流れになりました。やはりお話は生き物ですが、その場にいらっしゃる人や場所によって変わってきますねぇ。
詳しくはTürさんのサイトに詳細なレポートがありますので、ぜひご覧下さいね。
またまた嬉しいことに、参加者さんの中には、カメラやイラストの得意な方がいらっしゃって、まー素敵に激写したりしてくれて、嬉しいやらニマニマしちゃうやら。
それに、猫王さまのお話から想起してくださったイラストを上げてくださる方もいて。
本当に語り部としての幸せを噛みしめる一時となりました。
そうそう、Türさんといえばヒストリカルスイーツと言うのでしょうか、よそではなかなかお目にかかれないお菓子を提供してくださるのですが、今回はこちら〜
僕の画像がないのはどうしてでしょう。
それは提供された時に、あっちゅー間に頂いてしまったから撮ってないんですよー。
本当に美味しかったですよ。
詳しい食レポは主催してくださったコストマリーさんのツイートから
前回に引き続き、素敵な会となりました。
みなさん、ありがとうございます! 来年もまた伺いたいなー(切望)。
花が好きです。
というと、ああお花が好きなんんだねと漠然と思う。
けれど、実際『花が好き』には色んな意味がある。
例えば毎週1回は花屋さんに行って自分の為に花を飾る人。
例えば某かの鉢植えやお庭を丹精されてる人。
例えば花をアレンジしたり、活けたりするのが好きな人。
もっと言えば、花を見るのが好きだけど、家に持ち込みたくないという人もいるだろうし、ただ何となく好き、それこそ花が好きな自分が好きって人もいると思う。
でも全部引っくるめて『花が好き』なんだろうし、花が共通点になっている。
僕が昔Twitter(現X)で呟いたこんなツイートがある。
この意見は昔も今も変わらない。
自分で花を育ててない人は花好きとは言えないって言う人もたまにいるが、その気持ちは分かるが乱暴だよと思う。
愛でる訳でも無く遊び半分で摘んで、打ち捨てるって訳じゃ無いんだしって。
翻って僕のお仕事である『妖精』について考えてみる。
妖精が好き。興味がある。
例えば自分の創作や知識欲の為に、包括的に知りたい人。
例えば民俗学的、比較人類学、神話学など学問的に知りたい人。
例えば神秘世界、いわゆるスピリチュアル的に知りたい人。
いろいろあると思う。
僕はその土地に根ざした物語。その土地に住んでいる人たちも含めての生活の一部としてのお話が大好きで、そこに登場する妖精たちを愛している。
妖精譚はその土地が見ている夢で、妖精はその登場人物という訳だ。
そういうスタンスで執筆する本は、自ずと形が決まってくる。
恐らくは創作の手引きとしては長尺で、学問的にはふんわりし過ぎているだろう。
でもこれが僕のスタイルだ。
その土地にゆき、土地の人にお話を聞き、感じた気持ちをこっそり込めて語る。
僕は語り部。お話とお話の語られる場が大好きなんだもの。
昔から紅茶が好きでした。
とりわけ、ちょっとした焼き菓子を頂きながら、好きな本を捲る時間が。
そんな思いをどうにか形にすることが出来そうです。
妖精譚にまつわる古書、新書。そして絵本。
そして日常使い出来る古道具などを揃えたお店です。
僅かですが席があり、紅茶を楽しんで頂けるスペースを用意します。
もちろん、そこでお話会や演奏会、個展も開く予定です。
狐弾亭・Fox’s bower 〜Fairy tales & Antique
立川市に2025年2月初旬にオープン予定です。
亭主である僕が一人でお茶を淹れる予定で、大したおもてなしは出来ないかも知れませんが、ちょっと良い茶器、ちょっと良い茶葉、そして美味しい焼き菓子を振る舞えたらと思っています。
目印は↑のマーク。
狐弾亭の名前は、亭主が琴を弾いているキツネの夢を見たことから。
松戸にある聖徳大学での公開講座SOA。
こちらで講師を務めさせて頂き何年になるんでしょう。
最初の頃は、確かまだ楽器はアイリッシュハープだった気がします。
思えば遠くに来たもんだ?
そんなSOAでの講座が21日に開催されました。
今回は前回の2月インボルグに合わせて、5月ベルティネのお話。
インボルグ(2月)、ベルティネ(5月)、ルナサ(7月)、サウイン(10月)と4つあるアイルランドのお祭。
とりわけベネティネとサウインは妖精と強く紐付いています。
そんな祭事の背景から、5月に伝わる古い信仰形態や、纏わる妖精譚をお話しさせて頂きました。
いつものお話会と違って解説や、お話の裏側に関するアレコレが多い講座ですが、もし興味のある方はぜひ!
次回は10月辺り、ハロウィンについてお話しする予定です。
去年初めて参加した文学フリマ。
コミケともコミティアとも違う、大学祭のような雰囲気に味を占めた僕は、今回も参加してきました!
一次創作や研究をメインに、様々なサークルさんが参加されているイベント。
中には、駅弁研究や、道祖神の研究、有名作家さんが出された自費出版本があったりとバラエティ豊か!
こういうイベントは、ニッチが故に熱量が凄まじい唯一無二の作品に出会え、なんなら作者ともお話が出来るのが嬉しいものです。
今回は、新刊のマドラルアの踊りと既刊を持って行きました。
こちらは群馬を舞台にしたちょっと不思議なミステリーで、久しぶりのオリジナル小説。
郷土史家高畑吉男と旅行会社企画部の佐山くんの凸凹コンビが事件を解決するお話です。
挿絵と表紙の西根墨彦氏も頑張って頂けて素敵な本に仕上がりました。ぜひ!
イベントは本当に大盛況で、沢山の人に手に取って頂けましたし、思いがけない人との出会いがあったりと嬉しいことばかりでした。
しかも差し入れまで頂いてしまって……ううう、ありがとうございます。
しっかり美味しく頂きました!
こういう素敵なものって、みなさんどこで見つけてくるんだろう〜
センスが良くて美味しいって最高じゃないですか?
最後に自著を手にパチリ
本当に入らしてくださった皆さん、文フリスタッフのみなさんありがとうございました!
妖精王の月という本をご存知でしょうか。
アイルランドを舞台にしたジュブナイル小説で、現代のアイルランドと、妖精たちのアイルランドが見事に交差する傑作児童文学です。
少女たちの思いと、妖精たちの思惑。
妖精王と島の少年王。そしてフェアリードクターのババ様。
アイルランド、妖精好きなら絶対に好きになるはず! そんな傑作です。
作者であるO.Rメリングさんはアイルランド生まれのカナダ育ちで、今はダブリンに程近いウィックロー県に在住とか。
そんなメリングさんが来日する、しかも講演が開催される!
そんなことを知ってしまっては駆けつけるに決まってます!
板橋区はこういうイベントを今までもやってたんですね。
ううう、不勉強だったぜ💦
ボローニャ館もとても近代的で、カフェ併設でこれは絵本好きとしては長居してしまいそう。
そして始まった講演会は、妖精王の月シリーズがアイルランドのどの場所で着想を得られたか、そして彼女自身が創作に当たってなにを大事にしているのかを中心に、たくさんのアイルランドの画像と共に進んで行きました。
僕も訪れたところのある場所が出て来たり、メリングさんと相通ずる部分を感じられたりで楽しい1時間半でした。
実は、メリングさんとは、この講演会の前にTwitter(現X)で交流があり、なんと僕のことを妖精王だとポストしてくれていたんです!
わわわ、なんて有り難いことでしょうか!
もちろん当日もお話させて貰い、一緒に写真を撮らせて頂きました。
お茶目なメリングさんと剽軽な僕ですから、こんな1枚も。
僕が楽器を抱えているのは、メリングさんに楽器をお見せると約束していたから♬
実は、このあとメリングさんと来夏もしかしたら?な約束を取りつけて……
乞うご期待です!
恒例になっている船橋はOnce upon a timeさんでの妖精譚ライブ。
五月会もつつがなく終了しました〜。
主催のコストマリー事務局さんに伺うと、既に3年目になるそうです。
あー、確か、アイルランドから戻ってきて、コロナ禍に巻き込まれたその中での開催でしたね。な、懐かしい。マスク越しで語るのが大変だったのを覚えてます。
さて、今回のお話は、五月ということで取り替え子、そして人魚の設えを増やしたとのオーナーさんのお話だったので人魚のお話たくさん用意していきました。
五月に取り替え子!? といわれそうですが、五月一日前夜。つまりメイ・イヴにはたくさんの妖精遭遇譚が語られているんですね。
そもそも五月前夜は妖精たちが向こう側からやってくる夜ですしね。
人魚の仕返しや、人魚の王子との結婚のお話。
妖精に魅入られた男の話などなど。
たくさんお話ししてきました。
惜しむらくは、いつか語りたいと思っている長編を今回も語れなかったということですね〜。
長編って、ちょっと難しいんですよね、時間的に。
ただこのお話、動物も鳥も、巨人も王さまもお姫さまも、ついでに魔法使いももちろん妖精も出てくるとってもアイルランドらしい、ハラハラドキドキ、ツッコミ満載のお話なので、是非いつか! と思っています。
さて、次回のお話会は六月の愛知県高浜市。
そう、中世ルネサンスブックカフェTürさんです!
既に満席となっているそうで、本当に有り難いです。
は! ここで、その長編を!? うふふ、楽しみ〜。
そして、同じく六月にハープ弾き語りAGATAさんと共演します!
AGATAさんとはいつ振りでしょうか。
もう長らく折に触れて共演させて頂いていて、彼女の舞台演出や歌声の素晴らしさは折り紙つき! まさしく吟遊詩人の名にふさわしい演者さんです。
そして私事ですが、髪をバッサリ切りました!
はい、前髪はちょこっとありますが、普通の髪型?です。
ではでは、また次のお話会で、妖精郷を旅しましょぅね〜
高円寺ぽれやぁれでの矢島さんとの会、つつがなく終了しました〜。
今回も矢島さんが何曲もオリジナル曲を書き下ろしてくれて豪華な会にあいなりました。
今回は、タイトルにもある花ということで、5月を控えていましたし、妖精木サンザシについてのお話をひとつ。
こちらは、アイルランド現地に伝わっている本当にあった妖精譚でした。
いや、やっぱり妖精木や妖精砦においそれと手を出したら駄目だよね、という内容。
長いお話としては、チェコの水霊のお話。
こちらはアイルランドに伝わるメロウ(人魚)の魂の籠と似たお話なのですが、より「生きること」について言及したお話かなーと思います。
そしてもう一つはこれまた長いお話でノロウェイの黒牛。
こちらはウェールズに伝わっている物がとても有名なのですが、もちろんアイルランドにも伝わっていて、そちらをチョイスさせて頂きました。
今年は執筆のお仕事が多くて、ちょっとお話会のペースをダウンさせているのですが、そのせいもあってか、自分の語りのスタイルについて振り返る時間が多く、こういたいなぁ、ああしたいなぁとか、まだまだここが駄目だよなぁと思うこと頻りでした。
それについて、考えていた新しい手法を試せたりしたので良かったなと思います。
お話はいろいろと楽しみ方がありますが、やはり僕としては、まず童心に返った気持ちでお話そのものを楽しんでくれたらなぁと思います。
さて、次は、5月12日(日)の船橋のOnce upon a time cafeさんでの妖精たちの囁き茶話です。こちらは昼夜ともに満席となっていますが、キャンセル待ちがあるようなので、興味のある方は是非。
5月も半ば妖精たちの跋扈する季節ですので、怖い話から素敵なお話までたっぷり語りますよ〜。