妖精たちが洗濯や家事などの、なにか仕事をするとき対価を求めると言います。
働きに対して当然と言えば当然なのですが、そこには彼らなりの決まり事があるようです。
一番は、過不足なくということ。
対価か少なすぎても怒りますし、逆に多すぎても気分を害するそうです。
例えば屋敷妖精に今までのお礼として上等の上着を与えると「こんな立派な服を着てる俺が下働きなんてする必要ないよな!」とか「こんな上等な物で俺の事を釣ろうなんて!」と言って出て行くとか。
ある鉱山で働いていた妖精は、2週間に一度、賃金を貰う約束をしていたそうですが、少しでも少ないと受け取らず、少しでも多いと超過分を置いていったそうです。
Elizabeth Tyler Wolcott