ちょこっと妖精学 跡

日本にもダイダラボッチが腰掛けた山とか、その足跡が湖になったという逸話は多いですね。同じように、妖精譚にもそう言った「由来譚」は多く伝わっています。
例えば、アイルランド南西部を治めていた湖の妖精王が、魔王と会合を開きました。
しかし物別れに終わり、妖精王は船で湖に帰る事になりました。
腹を立てた魔王は大きな石を投げつけたのですが、石は逸れて対岸に。
その時できた大きな穴は今でも残っていて「悪魔のくぼみ」と呼ばれているそうです。
アイルランド南西部ケリー県に伝わるお話です。

Stephen Reid

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