ちょこっと妖精学 治癒

妖精たちや、ひいては彼らの根源である古の神々たち。
彼らは当然のように魔法を使います。
その祝福に預かれたとしたらそれはまさしく幸福なことでしょう。
中でももっとも望まれたのは「治癒」だと思います。
森の泉に宿る女神や森の王と思える古木。
そして妖精砦の傍らに佇む妖精木。
これらには病気平癒や壮健、時に安産などの願いが託されました。
古の時代は生け贄などが捧げられましたが、今ではコインや指輪などを捧げたり、木の枝にリボンを結びつけたりなどしています。→リボンが解ければ結願。

John William Waterhouse

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