#ちょこっと妖精学 好意

妖精たちの好意は混じり気がなく、人のように好きな人の中にも嫌の所を見つけたり、嫌いな人にも好ましいところを発見してしまう、ということはないようです。
もちろんそれも民話や伝承によってまちまちですが。
とはいえ、共通していることは「一方的な好意は拒絶する」ところでしょうか。
一度は偶然で迷い込むことが出来るけれど、意図して二度目は辿り着けない妖精郷と同じように、一方的で、押しつけの好意や気持ちに彼らは拒絶し、下手をすると呪いの投げ矢を射かけてきます。
すこし恐ろしくもありますが、人もそうですよね。好意であれ何であれ押しつけは良くないですね。

Margaret Tarrant

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