彼らの通り道に家を建ててはならないとは、様々な地方で伝えられ、また信じられていることです。日本の鬼門や、スピリチュアルでいう所の霊道などと同じように、避けた方が良いとされています。
とは言え、そうも行かないこともあるのもまた事実で、そういう時の対処法としては、表のドアと裏口のドアを一直線にして、彼らの出入りを邪魔しないようにするそうです。
これで、彼らの進む道を邪魔しないようにするという訳です。
似たようなことに、妖精だとされることもある死者の魂が、亡骸から抜けた後、再び舞い戻ってこないように、(魂が天国に行くのを邪魔しないように)一度開けた扉や窓全てを占めきるということもされていたようです。
John Anster Fitzgerald