吟遊詩人と楽士の宴、2days無事終了しました!

旅する歌い人・高野陽子さんと中世ハープ奏者・渋川美香里さんとのトリオ。
はじめては大阪でしたっけ? いやもう、かしまいし? 賑やかとはこの事と言わんばかりの三人で、今回は東京での2daysでした。

こちらの写真は2022年年末のものですから、ほぼ1年ぶりですね。

高野さんの新譜『Morriña – ガリシアの孤愁』に併せた2daysということもあり、今回はガリシアの吟遊詩人たちが歌った恋の歌などを盛り込んでのプログラム。

僕もそれに合わせてアイルランドだけでなく、イタリアなどの妖精譚を語らせて頂きました。

初日は巣鴨のレソノサウンドにて。
はじめての場所でしたが、とーっても素敵なところでした。
オーナーさん曰く、もと病院だったそうで、響きも素晴らしくてついつい皆ではしゃいじゃいました。

ちょっと見難いかもですが、3人の後ろにはニッケルハルパがずらーり。
古楽奏者の方たちがたくさん訪れて、利用するレソノサウンドさんならでは。
こちらではアイリッシュハープやバグパイプのレッスンも行われているそうです。

パンデイレタ(ガリシアのタンバリン)で恋の歌を切々と歌う高野さん。

そして翌日は、日野のClare home and gardenさん。
こちらでも、3人のパワー炸裂で、笑いあり、涙ありの120分と相成りました。
→新喜劇ではないゾ?

珍しくちゃんと楽器の説明を。
10世紀以前の竪琴と、13〜4世紀の竪琴が並ぶ事ってなかなかないですよね。

今回もあっと言う間に過ぎた2days。
今度は、また僕らが大阪行きましょうかね、美香里さん〜。

というわけで、本当に充実した『吟遊詩人と楽士の宴・東京編』でした。

演目
Martin Codax(13世紀中ごろに活躍したガリシアのトロバドール)の歌曲 
Mendinho ハープソロ
Down By The Salley Gardens
Robert ap Huw ハープソロ
アイルランド妖精譚より「聖コンセと妖精王」
イタリア妖精譚より「3人の人魚」 など

さて、次は4月20日、フルート奏者・矢島絵里子さんと、高円寺のぽれやぁれさんにて!
こちらも楽しみです。

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