妖精たちは、古くから人よりも大地と関わり合いがあったとされていますし、なにより豊穣神としてのチカラを持ち合わせています。
ですから彼らは収穫の一部を自分たちの物だと主張することが良くあるようです。
例えば、果樹園のリンゴの一部をねだるとか、穀物の分け前を盗む等です。
面白いところでは、その年初めて醸された酒を捧げなければならないというものも。
日本でもそう言った収穫物を、田の神様に残しておくとか、色々とあるようですし、洋の東西問わず、そういう感謝儀礼は、長く伝えられていることなのでしょうね。
Margaret tarrant